本記事では【エッセンシャルツール】の一つである「ランドスケープ・エンハンサーツール」のすべてを超わかりやすく解説します。
- 写真内の霧・もやを改善できる
- ゴールデンアワーをさらにドラマチックに演出できる
- 樹木の「緑」を印象的にし、植物をより生き生きとリアルに表現できる
- もちろんすべてマスク処理は不必要
【ランドスケープ・エンハンサー】の概要
このツールはlandscape(風景)写真をよりハイクオリティに仕上げるための特別な調整機能が含まれています。
といってもLuminar4の公式でも述べていますが、風景写真に限らずとも十分にその効果が発揮できるツールでもあります。

僕の場合はポートレートでもお世話になることがありますね!
【ランドスケープ・エンハンサー】の構成
【調整項目】
- 霧軽減
- ゴールデンアワー
- 緑樹の増強
以上3点の調整可能項目があります。
霧軽減ツール
この項目は画像内のモヤ・霧を軽減します。
実はこのツールは自然に発生するモヤ・霧以外にも「ガラス越しの撮影」でも効果を発揮します…
【特徴】
- 初期値は0
- 使い方は多種多様
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。

【before】


【after】


ゴールデンアワー
この項目はその名の通り、ゴールデンアワー(夕焼け)をよりドラマチックに編集します。
【特徴】
- 初期値は0
- やりすぎには注意(雑な色になる)
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。

【before】

【after】

緑樹の増強
この項目は木を中心とした「緑」の鮮やかさを増強します。これによって樹木がより生き生きとし、自然が多い風景写真は美しくなります。
【特徴】
- 細かなマスク処理なしで細部まで編集することが可能
- 初期値は0
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。

【before】

【after】

実はこのツールの隠された本当の力は詳細設定にあるのです…☟☟☟
葉色相
この項目は「緑樹の増強」の色相(色合い)を調整することが可能です。もちろん微調整として使用するのもありですし…
これによって「四季」を再現することも可能です。

使わなさそうで案外使える項目ですよ!四季って植物で判断されることが多いですからね~
まとめ
いかがでしたでしょうか?
landscape(景色)といえど、風景以外にも十分使えるツールです。それでいて「マスク処理」が不必要。
最高ですね…
簡単ですのでぜひ使いこなして満足を超えた感動を体験してみてください!
Luminar4を思いのままに操って最高のカメラライフを送りましょう!
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