本記事では【エッセンシャルツール】の一つである「ノイズ軽減」のすべてを超わかりやすく解説します。
ノイズ軽減ツールの概要
このツールは画像内の「輝度・色ノイズ」を除去・軽減します。
もちろん画像内にノイズがない場合は使用しなくてOKです。
そしてこのツールは…
- 標準設定
- 詳細設定
この二つのグループに分かれています。といっても項目はわずか3つのみ。非常にシンプルなツールですのでご安心ください!
それでは早速見ていきましょう☟
【標準設定】
標準設定は…
- 輝度ノイズ除去
- 色ノイズ除去
この2つの項目で成り立っています。
輝度ノイズ除去
この項目は「輝度」ノイズを除去します。
輝度ノイズとは
世間一般でいわれている「ノイズ」がこれに当たります。高感度撮影や不適正露出の場合に出やすいです。写真内に不特定多数の「粒」が現れ、画像にザラつきを与えてしまいます。
つまり、室内での撮影や夜景を撮影したときに出やすいと言えます!
【特徴】
- ノイズがない場合は使わない
- 初期値は0
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。
10か所ノイズがあったとすると、数値が50の状態で5か所。100の状態で10か所消えるという認識で大丈夫です。
このあと、詳細設定の「増強」の項目で除去の「強さ」を調整します。
ノイズにも濃淡がありますからね!
色ノイズ低減
この項目は「色」ノイズを低減します。
色ノイズとは
こちらは高感度で撮影した際に「赤」や「青」「緑」などの特定の色が「ピクセル」についてしまうものです。真っ暗な空に「色ノイズ」が入り込んでしまうこともあり、夜景の敵といってもよいでしょう。
ザラつきというよりも画像が荒れます…
【特徴】
- ノイズがない場合は使わない
- 初期値は0
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。
これも「輝度ノイズ除去」と同じく、10か所ノイズがあったとすると数値が50の状態で5か所。100の状態で10か所低減されるという認識で大丈夫です。
このあと、詳細設定の「増強」の項目で低減の「強さ」を調整します。
詳細設定(さらに高度なコントロール)
詳細設定は「増強」の項目一つしかありません。
この項目は標準設定2つの項目の「強さ」を調整します。なぜ「強さ」を調整する必要があるのかといいますと、ノイズといっても一概に言えず、「濃さ」や「大きさ」が異なるからです。
【特徴】
- 過度な使用は画像劣化につながる(数値は80以下に留める)
- 初期値は25
【使い方】
☟こちらのスライダーを右に動かしますと値によって効果が反映されます。
自分は60~75くらいで使用しています。(当社比)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ノイズには撮影時点でしっかりと対策しておくことが一番です。なるべく三脚を使用してISO感度を上げすぎないように注意しましょう!
ぜひ使いこなして満足を超えた感動を体験してみてください。
Luminar4を思いのままに操って最高のカメラライフを送りましょう!
Luminar4関連の質問やご依頼などはこちらからお気軽にどうぞ☟