若者が大好きなあのフィルム風エモ写が撮りたい!!
そうなるとオールドレンズに手を出すべきですが、「現像」でゴリ押す方法があるのでその裏技を伝授します!
ちなみに僕はNokton classic40㎜を愛用してます….ボソっ
2~3分
そもそもフィルム風エモ写真ってどんなもの?
まずフィルム風エモ写真の定義みたいなものを少し述べていこうかなと思います。
これでも筆者は2001年生まれベイビーなんです(笑)
なんでフィルム風にエモさを感じるのか。筆者なりの考えはこれ☟
目の前の風景を人間が日常として認識できながら、かつ非日常感を出す。(一見矛盾)
☟
現実の風景なのに、色合いや雰囲気が過去を連想させるような「ズレ」が発生
☟
「フィルム風の写真」が簡単に「エモい」につながる。
じゃあその写真のどんな要素がエモいにつながるの?
- 彩度低めで少しかすんでいる
- 高解像度ではなく「グレイン(粒)」や「ノイズ」を含ませる。
- 若干暗め
- 若干彩度低め
そもそも被写体が非日常であるとまた難しいんですけどね(笑)
といっても自分はフィルム時代に生きていないので直感です。すいません(泣)
フィルム風エモ写真の作り方【4STEP】
今回は4STEPで作っていきます!
【before】
【after】
【STEP1】エモい色合いを表現する準備
まずは色から調整していきます。
そのために現像しやすいように写真を明るくしましょう。ライトツールから「シャドウ」を上げて明るさを底上げします。
【STEP2】エモい色合いを表現する準備
ここからが本題、お目当ての色を調整していきますが、ここがlightroomだとマジで面倒(今回はLuminar4を使うのでそこは省略)。
しかしLuminar4では「マットツール」があります。どんなツールかはここでは省略(またかよ)。
クリエイティブから「マットツール」を選択し、適用量を上げ、フェードを上げ、コントラストを下げる。
これで最大の難所「色合い」の調整はOKです。
といっても色合いは「いいねが欲しい!」といった大衆受け狙いの客観的要素を必要としなければお好みでOKですよ(笑)
【STEP3】明るさの調整
まずは一番初めに上げすぎた「シャドウ」を適当に調整します。
次に「白レベル」と「黒レベル」を少し上げます。
最後に「トーンカーブ」をいじります。ライトツールの詳細設定から開きます。
このように3つ点を打っていき、こんな形に仕上げていきます☟
この作業はあくまでも写真によってよりけりになるので数値で表現できませんが、トーンカーブを説明したように動かせばだいたいうまくいきます!
【STEP4】粒をスパイスし減光する
最後にちょっとしたスパイスとして「グレインツール」と「ビネットツール」を使います。
クリエイティブツールから「グレインツール」を選択し、適用量を30前後にします。これでノイジーな感じになります。
あとは「ビネットツール」をお好みで使用し、周辺減光を作り完成です!
まとめ
今回は「風景」を主に扱っていきましたが、「エモい」の定義はどんな写真にも共通します。
最近のインスタグラムでは「映え」と「エモ」がどうも混同していますし、この類の写真に需要があることは間違いないです…
オールドレンズを使用すれば解決するかもしれませんが、現像でも理想の表現に近づくことは可能なのでぜひ現像方法を習得してくださいね!
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